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Pihkasilma Kaarnakorva: 樹脂の眼、樹皮の耳~Pekka Pohjola ペッカ・ポーヨラ

Pihkasilma KaarnakorvaPihkasilma Kaarnakorva
Pekka Pohjola

Love
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ヘルシンキで録音されたソロ・デビュー・アルバム。家に届いてから何度も聴きたくなるような、とても素敵なアルバムでした。ちょっと冬に聴くのは寒い気もしますが、そこはフィンランドの音楽ですから、むしろこういう季節に聴いた方が実体験には近いのかもしれません。
では。1曲ずつご紹介していきましょう。

1 オオライチョウの遊び
いかにもジャズ・ロック・アルバムを予感させる音だしから始まり、ややコミカルなパートを挟みながら、ペッカの躍動するベース・ソロが中心に。ここはかなりスピーディでいかした展開を見せてくれます。インプロビゼーションだとは思いますが、とてもメロディアスなベースラインです。まだWIGWAM在籍中の1972年の作品ですが、今聴いても全く古さを感じさせません。

2 渦巻
冒頭、Bach風のピアノとオルガンのプレリュードかと思いきや、ロック寄りのジャズ・ロック風に転身、どこかで聴いたことがあるようなメロディをモチーフにしつつ、静と動が交互に織りなすクラシカル・ジャズ・ロック絵巻という不思議な言葉が思いついてしまう曲です。後半ではバイオリンも活躍。楽器を積み重ねて音に厚みを得るよりも、ひとつひとつの楽器をクリアに聴かせることで、北欧的な透明感を獲得しています。

3 無情な事情
軽快なロック室内楽。クラリネットとハプシコードの音色が暖かみを感じさせますが、音の造りはやはり北欧。どこまでも透明な湖のある景色を思い浮かべさせてくれます。

4 危機
こちらは再び1曲目のテイストを取り戻し、ペッカによるジャズ・ロック・ワールドへ。サックス、バイオリン、ピアノが主として活躍。それに綿々とペッカのベースが華を添えています。

5 公平ばかり言う奴
妙なタイトルですが、なでるような艶めかしいベース・ソロから比較的静かな展開の後、ペッカ自身によるオルガン・ソロがヨーロッパの町の教会にいるかのような静謐な雰囲気を漂わせ、まさにジャケットのステンドグラスから差し込む一条の光が、やがて宵闇に取って代わられるようにフェード・アウトしてアルバムの幕を閉じます。

Pekka Pohjola bass, piano, violins, final organ(5曲目)
Risto Pensola clarinet
Pekka Poyry soprano sax, flute
Reino Laine drums
Jukka Gustavson organ, piano(4曲目)

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