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名盤探訪&リマスター再発記念! Steve Hackett 『Spectral Mornings』

Steve Hackettオフィシャルサイト(英)のメーリングリストのメールをもらって知りましたが、彼の初期4枚のソロアルバムが揃ってリマスターされ、ボーナストラックを背負って再発されておりました。ご案内が遅れたのは一重に私のリサーチ不足。

しかし、彼の初期4作は、プログレファンとしては絶対はずせないマストアイテムだと思っておりますので、全部持っている私としてもリマスター&ボーナストラックとくれば手に入れざるを得ず、取り急ぎ池袋の西武12FWAVEにて自分が彼の最高作と信じて疑わない『Spectral Morning』のみ購入、その他は携帯でamazonに注文しました。


では音の方やいかに?
名曲「Every Day」の出だしから違います!リマスターの効果により、これまでのCDがいかにもこもこしていたかがわかります。もともと角の丸いサウンドなので、リマスター後もその柔らか感は維持されているのですが、音場の広がりと楽器の分離は相当程度改善され、素晴らしい音で蘇っています。情報料が1.4倍ぐらいになった感じがします。
歯切れのいいサウンドで5曲目(昔のLPでいえばA面)まで、立て続けに聴かせてくれます。特に「Clocks - The Angel Of Mons」のギターもバリバリの気持ちいい音に仕上がっています。

B面の1曲目「Lost Time In Cordoba」は、あの哀愁のフルート(Steveのお兄さんJohnですね)からGenesis時代を彷彿とさせるクラシックギターへと続くあたり、この季節のもの悲しさとぴったりあって感動はいや増します。そして夢見るような間奏を交え戦時中の戦闘機の名前を冠し、戦争に従軍する戦士達の苦しみをバラッド調に歌い上げるドラマティックな「Tigermoth」をはさみ、アルバムタイトル曲「Spectral Mornings」へ。
氷点下15度を記録したオランダの地で録音されたとは思えない、光降り注ぐような朝の燭光をSteveの泣きのギターがそしてその見事なまでに表した曲です。透明感は、今回のリマスターでさらに増しました。

ここで一つ特筆すべきことですが、これまでのCD盤では、この曲が終わった後にスタジオカンバセーションや咳払いの音が収録されていて、Total Playing Timeが8:31になっていたのですが、今回のリマスター化でこれらの音が省かれ、もとのLP発売当初のとおり、6:33とクレジットされています。こうなると前に持っていたCD盤も、ファンとしては捨てられない貴重盤となるわけです。

さて、ここからが注目のボーナストラック。

09.Every Day (Alternate Mix)
このアルバムに収録された他のAlternate Mixもそうですが、収録時間が間違っています。すべてオリジナルと同じ時間が書いてあるのですが、実際には異なります。ご注意を。ボーカルのバックではCereste風のキーボード音がやや強調され、コーラスも高音部分がよりはっきり聞こえます。後半のギターソロ部はややギターをサポートするキーボード群が強調され、ギターソロを包み込むように聞こえています。ところが、ラストが驚きの編集で、突然テンポを落とし、演奏自体がオリジナルと全く異なった色相を見せ、スローにフェイドアウトしていきます。
10.The Virgin And The Gypsy (Alternate Mix)
こちらもややコーラスのバック時からそれに続くキーボード群が強調されているのが特徴です。そして間奏のフルートソロでオリジナルと異なるメロディがフューチャーされているのを聴くことができます。
11.Tigermoth (Alternate Mix)
こちらは短いイントロからコーラスパートからのスタート。前半の効果音を交えたインストパートは収録されていません。よって演奏時間も3分強。コーラスのミックスが明らかに異なり、オリジナルではとけ込んでいる声がより明確に聞こえます。
12.The Ballad Of The Decomposing Man(Alternate Mix)
イントロはそれを聴いただけでオリジナルと異なることがわかりますが、ボーカルが始まって以降はほぼ同様のミックスと思われます。ただ、後半のカリプソ調の間奏のバックでのアドリブヴォイスがオリジナルでは聞こえない部分まで聞こえるようになっています。
13.Clocks - The Angel Of Mons (Single Version)
シングルヴァージョンということで、ラジオなどでの聴き映えがするよう、ややリズムを強調したリミックスと思われます。そして後半のドラムソロが短く編集されており、エンディングが早く訪れます。
14.Live Acoustic Set Medley:Etude In A Minor/Blood On The Rooftops/Horizons/Kim
こちらは純粋な未発表ライブ。どれも短い演奏ですが、やはりGenesisの曲は一瞬にして世界を作り出せますね。Blood On The Rooftopsなんてあっという間に終わってしまうのに、あのフレーズが嬉しいです。Horizonsは多少端折っているもののほぼ演奏してくれます。Kim(彼の奥さんでジャケットもデザインしているKim Poorのこと)へ捧げる曲で、お兄さんのJohnのフルートが美しいです。
15.Tigermoth (Live)
このCDのブックレットに4枚の新しい写真が掲載されていますが、どれもSteveがLes Paul StandardのGoldモデルを抱えている写真。やはり彼にはLes Paulの伸びやかな音が似合います。その頃の彼のエレキを手にしたライブとしてこの曲が選ばれました。こちらはむしろ出だしのインストパートからややアレンジを変えての演奏が収録されています。艶やかなSteveらしいギターが輝いています。ボーカルパートへ到達する前に曲は終わります。

で、終わったかと思ったら、なんと先に触れた「Spectral Mornings」の後に収められていたスタジオトーク(のようなもの)が、シークレットトラックとして16曲目に収められていました。

今回のボーナストラックは、レアな意味では買いでしょう。最近のSteveはライブ音源の発売には積極的ですが、こうしてスタジオ録音からもレアトラックを示してくれるのは、それはそれで嬉しいことですね。これから届く残り三枚も楽しみです。
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