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優しい巨人

いまはまっていてiPod nanoやW44Sでヘビーローテーション化しているのが、何故か英国の優しい巨人、そうGentle Giantです。最近でこそ一部で再評価されていると感じますが、なかなかメジャーな人気を博すには至らず、相変わらずマイナーな存在に止まっているのが残念です。

今日はそのファーストをご紹介します。

オルガンのイントロからソウルフルなデレク・シャルマンのしゃがれたヴォーカル。変拍子の洪水に身をゆだねているくせに、メロディは何故かポップ。これは全曲を通じて言えることで、ここが自分がジェントル・ジャイアントを好きな理由だと思ってます。そして静と動、ジャズとクラシック、軽妙と荘厳の間を交錯する絶妙な演奏が、多くのプログレバンドに影響を与えたと言われる所以でしょう。そんな1曲目「Giant」からアルバムはスタートします。

続く「Funny Ways」は意表をつくクラシカルなストリングスとアコースティックギターのカッティングをバックにしっとりと歌い上げられる美しいメロディ。そして途中ではブラスロック風の味付けで盛り上がり、再びなんとも耽美的なメロディで消え入るように終わります。

解説を読むまで知らなかった3曲目のタイトル「Alucard」はドラキュラのアナグラムだそう。なるほど…変拍子のリフから10ccのクレーム&ゴドレーのようなヴォーカルが印象的なヘヴィな曲。1970年にこのアルバムが発売されていることを考えると、Genesisは間違いなくこの曲を聴いてアンサンブルに取り入れていると思われます。しかし演奏格好いいです。

うって変わってまたまたクラシカル且つ軽快なシャッフルソング。ビートルズにも通じる優れたメロディラインが彼らのソングライティングの質の高さを覗わせます。Jethro Tullも同時期にやや似たような展開のロックで一世を風靡しましたが、彼らがIan Andersonという一人の奇才から生み出された音楽を具現していたのに比べ、Gentle Giantは「全員野球」風の気質とチームワークが感じられます。メンバー5人のうち3人が兄弟だったということも影響しているのかもしれません。

徐々に盛り上がる大曲が続く「Nothing At All」です。静かなアコースティックギターによるフラットピッキングからどろどろしたリフをバックにソウルフルに歌い上げられる力強いメロディ。そしてインストパートへ突入すると、ドラムのソロやらピアノで奏でられるリストのメロディ(多分「愛の夢」?)が混沌の中に散りばめられて変容していく様は何とも不思議で、それでいてエネルギーに満ちあふれているものです。そして再び曲は最初の美しいコーラスワーク部分に回帰し、幕を閉じます。

「Why Not?」は、よりヴォーカルを全面に出し、且つヘヴィーなリフを織り込んだオリジナルな曲。途中オルガンソロからリコーダーをバックに歌われる美しくも静かなヴォーカルとの対比が素晴らしく、メリハリのあるテンポ・チェンジは見事としかいいようがないです。後半のオルガンをバックにしたロックなギターソロも格好いいですね。この辺はブリティッシュの香りがぷんぷんします。

ラストの「The Queen」はジミヘンのアメリカ国歌に対するイギリスからの解答です。彼らがイギリス国歌をワンフレーズ、きっちりロックに演奏して、ライブの最後のようにもったいをつけた締めによって、充実したこのファーストアルバムに幕を閉じます。



どうです?いかがでしたでしょうか。私はこの後の「アクワイアリング・ザ・テイスト」、「スリー・フレンズ」、そして「オクトパス」までを紙ジャケで揃え、日々ヘビーローテーションで聴いているわけです。朝の混雑した通勤電車でGentle Giantを聴いている人っていうのもそうそういないのではないですかね…
コメント
>携帯マスターさん

ご紹介いただきありがとうございます。
お見受けしたところ(お名前からは拝見するまでもなく)ケータイをテーマに書かれていらっしゃるので、この記事へリンクしていただくより私がたまにW44Sについて触れている記事の方がよりいいのかもしれませんね。

いずれにしても多くの方にご覧いただけることは嬉しいことです!
ウォーゼル URL 2007年04月01日 23:03:27 編集
こんにちは♪


私のブログで
こちらの記事を紹介させて頂きましたので

いきなりですみませんが、
ご連絡させて頂きました。

紹介記事は
http://blog.livedoor.jp/ma_sa20002/archives/53555541.html
です。

これからもよろしくお願いいたします^^
携帯マスター URL 2007年04月01日 06:58:42 編集

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