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回転劇場、開演!

2007年3月16日、川崎CLUB CITTA'

興奮さめやらぬ翌朝、一刻も早くこの興奮を書き留めたくて、家に着いたのが午前2時前だというのに今朝は早く目が覚めてしまいました。

ZABADAK LIVE

昨日は金曜日、仕事帰りだったため、会場入りは私にしてはぎりぎりめ。ほぼ満員の会場最後列で待つこと15分程。私の左3つ隣に石川由衣ちゃんが今日も観にきているなぁ、などと思っている隙、会場の明かりが落ちる前にメンバー登場。そして楽器の準備ができたところで会場が真っ暗に…開演。

第一幕
第一場 回転劇場
「回転劇場」というタイトルにぴったりな荘厳且つ雄大なスケール感をもって最初の音が私たちの耳に届いてきました。ステージの照明もいつもより奥行き感を重視した、まさにギリシャの野外劇場で演奏しているかのような空間を眼前に広げます。楠均さんのスネアが行進曲風のリズムを刻み、難波弘之さんのチェレステのようなかわいらしい音のソロにぐいっとZABADAKワールドへ引き込まれます。

第二場 ニュウス
今日はニューアルバムから11曲中10曲演奏されるということで、はじめはそんなにお客さんの馴染みのない曲ばかりで大丈夫だろうか、などといらぬ心配もしましたが、もうはじめから2曲聴いただけで、その存在感に圧倒され、そのことを体ごとすんなりと受け入れていました。思えば演劇はあらかじめ曲を勉強してから楽しむというよりその場の初めての出会いの中ですべてが伝わるものですよね。今回の狙いはそんなことも意識してのことかなと思いました。この曲では青木孝明さんのGibson Firebirdが格好いいリフで咆哮し、いかにも70年代のロックという、私にとってゾクゾクっとくるいい曲でした。

第三場 象と少女
少しラテンぽいリズムを感じさせる曲で、小峰公子さんがリード・ヴォーカルです。ここでも青木さんが6弦で弾いているのにバーズを思わせるような軽やかなギターフレーズで曲の印象をひっぱっていた感じです。後で伺ったところによると、青木さんは根っからのビートルズ大好き青年、とりわけポールがお好きなのだそうです。納得!

第二幕
第一場 開演
吉良知彦さんの「開演です」のmcに導かれ、ニューアルバムから「開演」が演奏されました。最近Rivendellとのお付き合いから傾倒されているアイリッシュ音楽の影響を感じさせる曲。静かなアコースティックワルツなのですが、途中テンポアップしてダンス・チューンに変身。ここでは公子さんのアコーディオンが大活躍なのですが、思った通り、アルバムクレジットをチェックすると、スタジオでは藤野由佳さんがアコーディオンを担当されてました。実はまだ今もライブのイメージを先に書こうとニューアルバムには手をつけていないので、これを書き終えたらすぐに聴きます!

第二場 線香花火
懐かしいメロディ、とても日本的な素敵な曲で公子さんのリード・ヴォーカルです。私にはZABADAK版涙そうそうなんていう言葉も頭の中をよぎりました。この曲では青木さんが12弦ギターを担当し、吉良さんは楽器はお休み。いつもは吉良さんのギター一本のところ、今日はツインなので、こうしたときに吉良さんが余裕を持て、コーラスに専念できたりするところも演奏全体に広がりを感じさせたのかもしれません。

第三場 夕日を見ても悲しくならない場所
とても覚えやすいメロディです。このことは今回の新曲すべてに言えることのような気がします。ビートルズの「ノルウェーの森」のリズム(リズムですよ)で刻まれるギターが気持ちよかったです。

第四場 観覧車(小さなイーディーへ)
突然目の前がさっと開けたような、ポジティブでいて日常的な情景が浮かぶサウンドにはっとしました。今日初めてのニューアルバム以外からの選曲でした。アルバム「Something In The Air」からです。

第五場 八番目の満月
ミラーボールと相まってブルーの幻想的な照明が盛り上げる、ふたたびニューアルバムからの新曲。夢のような空間の中で、青木さんの12弦ギター、そして吉良さんのストラトが支え合いながら、公子さん得意の月、星系のシュールレアリズム風の歌詞にからみつきます。CDでは吉良さんのプログラミングで音が作られているのを、生身の人間として再現された難波さん、終演後、この曲が上手くできて良かった!とおっしゃっておられました。

第三幕
第一場 光降る朝
メンバーがステージから去り、吉良さんと小峰さんお二人がステージに。いつもはステージ向かって一番右にいらっしゃる公子さんが、中心の吉良さんよりも左に移動し、始まったのはなんとマイクを通さない肉声による「光降る朝」。吉良さんのアコースティックギター(こちらはPAを通してます)一本の弾き語り。それでもクラブ・チッタの広さなら十分雰囲気が伝わる小峰さんの熱唱にみんな感動したことと思います。先日パリにいらっしゃったときにもされたそうで、昨年来歌うことに喜びを感じていらっしゃる小峰さんの気持ちが伝わってきました。

第二場 wonderful life
再び小峰さんは定位置に戻り、最近のライブでは必ずといっていいほど演奏される定番「wonderful life」も今日はギター一本の弾き語りです。とても美しいメロディ、きらきらしたアルペジオに小峰さんのコーラスが重なり、印象的なサビでの盛り上がりにお二人の絆の強さをいやがおうにも感じるしかありませんでした。

第三場 遠い音楽
楠さん、青木さんが再登場、とても幻想的なリズム、アレンジで最近の吉良さんの歌う「遠い音楽」も新しいスタイルを確立した感があります。この日はさらに青木さんのオクターブ奏法(っぽい)エレキギターの音がさらに彩りを添え、味のある仕上がりとなっていました。mcでおかしかったのは、最近話題の森進一さん「おふくろさん」にたとえ、この曲も随分アレンジを変えているから、原マスミさんから、「今後二度と吉良には「遠い音楽」を歌わせない」と言われるんじゃないか、の一言。

第四場 星の約束
こちらもライブの定番ですね。いかにもアンプラグドなスタイルでメンバーの演奏も息がぴったり。

第五場 夜は魔法使い
メンバー全員がステージに戻りますが、この曲もまだそれまでの編成による演奏の延長線上のような感じでした。楠さんの原始的低音リズムと、それまでも縦横自在のフィンガリングで曲をささえてきた吉田誠さんのベースが曲全体のカラーを決め、「夜」とか「魔法使い」というイメージを醸し出す中、難波さんのキーボードソロがなんとも懐かしくキャメルのような音でした。

第六場 人形たちの永い午睡
この曲が来ましたか~、と思った人は多かったでしょう。アルバム「飛行夢」からの懐かしい曲、この曲でしばらく続いたアンプラグドの世界から、一気にロックの世界へと引き戻されました。しかも青木さんと吉良さんのツイン・ギターが超格好いい!ウィッシュボーン・アッシュの再来かと思いました。

第七場 Hello Hello!
再びアコースティックギターへ持ち替えての演奏で、とてもメロディが印象的な新曲。吉田さんのフレットレスベースがうなり、難波さんのきらきらしたピアノソロが盆からこぼれおちる清水のようなきらめきを放って素敵でした。

(幕間)
ここで遅まきながらのメンバー紹介と恒例みなさんの近況。

ギター青木孝明さん。HPがあるので検索してみてくださいということで、今検索してみました。こちらです。http://www2.odn.ne.jp/melody_circle/

キーボード難波弘之さん。こちらはプロデビュー30周年プラス1ということで今年6月頃いくつかのライブが予定されているそうなのですが、驚きは、上野洋子さん、鬼怒無月さん、仙波清彦さん、そして難波さんというメンバーでライブを行う予定があるということ!洋子さんファンは要チェックですよ。そして新宿ロフトでのライブでは土屋昌巳さんがギターを担当。さらには北島健二さんをゲストに加えたSENSE OF WONDERのライブもあるそうです(当初土屋さんと北島さんのお名前の漢字を間違えておりました。大変失礼いたしました。申し訳ございません。訂正いたしました)。

ベース吉田誠さん。6月9日(土)恵比寿の天窓でバービーボーイズコンタさんのライブでベースを弾かれるそうです。キーボードは元マーシュ・マロウのれいちさんのご主人、清水一登さん。

ドラムス楠均さん。5月20日、東京のどこかで音響ジャムという催し物があるそう。絶対に人が来なさそうなライブだそうなので、物好きの方はどうぞ、ということでした。開催場所をお忘れで、詳しくはブログをご覧くださいとのこと。なお、楠さんのブログ「霧の万年床」は、名前を改め「楠 均(XNOX)のBGM日記」となっております。名前で検索できない、との公子さんの指摘によるそうです。

小峰公子さん。3月19日、今をときめく斎藤ネコさん率いるネコかるライブ(吉祥寺MANDA-LA2)のセカンドステージへゲスト出演。そして6月22日、先日も公演されたひらたよーこさん率いるあなんじゅぱすと今度は南青山MANDA-LAで競演。さらに代官山晴れたら空に豆まいてで、4月29日moment SPRING SESSION 2007に伊藤銀次さんらとZABADAKとして出演されます。

吉良知彦さん。7月、お子さんの夏休みにあわせ、再び東北、北海道へ!(そちら方面にお住まいの方、羨ましいです~。)再びRivendellのお二人と4人でのツアーのご計画ありだそうです。郡山からはじまり5カ所でライブをとおっしゃっておられました。そしてこの後ライブでも演奏されるキャラメルボックスの4月公演の主題歌を久しぶりに担当されたということです。吉良さん、ぜひそのメンバーでの東京公演もお願いします!

第四幕
第一場 DEIR PAIDER
公子さんが歌うアップテンポの魔女風名曲(と私は勝手に思っています)。ライブでは定番の一曲ですが、何度聞いてもマジョ格好良くて素敵です。「IKON」収録です。

第二場 夢を見る方法
アルバム「遠い音楽」から懐かしい曲。昨年のRIVENDELLとのライブではヴァイオリンパートを超絶アコーディオンで対応されていましたが、今日は難波さんのキーボードが大活躍。会場の興奮もこうした人気曲の連続にますます高まります。

第三場 雲の言葉
そしてついにステージ最後の曲を迎えます。この曲は先のmcでも触れられた演劇集団キャラメルボックスの主題歌だそうです。曲想は「wonderful life」を思わせる雄大なもので、空、大地、雲という大きな自然に視点を置いた公子さんの詩も印象に残ります。じっくり聴かせる味わい深い演奏にアンコールを求める手拍子にも一段と熱がこもります。

終幕
アンコール easy going
もう言葉での説明はいらないでしょう。すべてのメンバーの熱い演奏で今日のライブも最高潮へと達し、「良かった~」という心地よさがメンバーのみなさんと観客の私たちが共有できる瞬間が訪れ、午後9時20分、回転劇場は終演となりました。

番外編
ZABADAKギター群 吉田誠さんのベース

終了後、メンバーのみなさんのところへお邪魔させていただきましたが、この日はみなさん、とてもすがすがしい表情をされていたのが印象的でした。チームで一つのことをやり遂げた一体感から得られる充足状態をかみしめていらっしゃるようで、和やかな雰囲気の中、しばしの間お話を傾聴させていただきました。難波さんには会場で購入した難波弘之&Sense Of WonderのEarth Sideというミニアルバムにしっかりサインもいただきました。そして打ち上げにも少しだけ参加。時間も時間でしたので、同方向のベースの吉田さんと以前と同様帰り道をご一緒させていただき、吉田さんが始められたチェロのお話を中心に伺いながら(吉田さん、ありがとうございました)この夜のライブの印象はどこまでも私から離れなかったのでした。

難波弘之さんのサイン
難波さんのサインです(ありがとうございました)

追伸
Anのnさん、藤野由佳さん、いかがでしたか?雰囲気は伝わりましたでしょうか。拙い文章でしたが、当日お仕事でいらっしゃれなかったお二人にもぜひこの日の感動をお伝えすることができたら、と願っております。



いらっしゃれなかった方へ、1ファンのレポです。公子さん吉良さんもブログでメッセージ。
コメント
>ciapoohさん

ほんと充実してました。だれよりメンバーの方の満足度は高かったと思います。そうした様子を生で体験できた幸せもまたひとしおでした。
ウォーゼル URL 2007年03月21日 14:10:22 編集
 充実の一時でらしたご様子,何よりです。
 公子様・吉良様の晴れやかなメッセージ共々,熱いものを感じさせて
 いただきました。 ありがとうございました。
 
ciapooh URL 2007年03月19日 08:49:38 編集

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