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私的録音補償金制度に関わるCPRAキャンペーン開催について

私が日ごろお世話になっている多くの方が係わっているイベントの開催が発表になりました!無料ですし、音楽がお好きな方には大切なテーマだと思いますので、ぜひ足をお運びください!(以下情報提供松武秀樹さん)

CPRA 実演家著作隣接権センター
http://www.cpra.jp/
c2c オフィシャルサイト(2/27オープン予定)
http://www.cpra-c2c.com/
キャンペーンTV CMをTVK-TV(UHF局を中心に)など音楽番組で 2/22よりオンエアーします。
作曲/入江 純さん(MPN/JCAA)
演奏/Logic System(MPN/JSPA)
コーラス/Breath by Breath(MPN/PIT)
ナレーション/白井貴子さん(FMP)

■コンセプトメッセージ(タイトル)

Creators To Consumers 【c2c:はじめの一歩】

リビングでも、ストリートでも、時間を問わず、場所を問わず、いつでもどこでも音楽を持ち歩き、音楽を楽しんでいただきたいと心からそう願います。

そして、音楽を愛し、アーティストを敬愛してくださる全ての皆様方に対して、心から「ありがとう」と伝えたいと思っています。

そういった皆様方が音楽を自由に楽しんでいただける環境こそが、我々アーティストや音楽エンタテインメント業界に携わる者と、皆様方との【絆】であると感じています。

アーティスト及びミュージシャンの団体である実演家著作隣接権センター・CPRA(以下構成団体)
・社団法人日本芸能実演家団体協議会 
http://www.geidankyo.or.jp/
・社団法人日本音楽事業者協会
http://www.jame.or. 
・社団法人音楽制作者連盟
http://www.fmp.or.jp/
は、そうした【絆】をなにより大切に思い、そうした環境が壊されることなく続くよう強く願っており、そのためには避けて通ることができないのが、現在検討が行われている私的録音に関する【補償金制度】の見直しの話です。

そうした問題について、アーティストを含む【Creator】から、音楽を愛してくださる【Consumer】の皆様方へ、【絆】や【補償金制度】に関する考え方を発信してゆく初めての試みとして、下記のイベントを企画いたしました。

どうぞ、お気軽にお出かけください。入場無料です。

1. タイトル
Creators To Consumers 【c2c:はじめの一歩】

2. 実施日
2007年3月15日(木)

3. 内容
①音楽の絆・ライブ(無料)
時 間:12:30-13:00 Breath by Breath
    17:30-18:30 坂本美雨 STARDUST REVUE
場 所:マルキューブ(丸ビル1Fイベント広場)
         
②シンポジューム(無料)
時 間:18:40-20:00(開場18:00)
場 所:丸ビルホール(丸ビル7F)
テーマ:私的録音補償金制度について考える

 出 演:(敬称略)
・モデレーター 中村伊知哉(慶応大学教授)
・藤原 浩(日本芸能実演家団体協議会・顧問弁護士)
・向谷 実(音楽家)
・椎名和夫(CPRA運営委員/音楽家)
・津田大介(IT・音楽ジャーナリスト)

丸ビル アクセスマップ
http://www.marubiru.jp/05_access/access.html


私的録音補償金制度とは

1992年、著作権法の一部が改正され、デジタル方式に限定して、家庭内の録音・録画の場合に権利を有する者が補償金を受ける権利が新たに加えられ、1993年6月から私的録音録画に関する補償金制度が実施されています。

1993年、芸団協、社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)、社団法人日本レコード協会(RIAJ)の3団体が、社団法人私的録音補償金管理協会(SARAH)を設立。

SARAHが著作権法に定める「指定管理団体」として文化庁長官の指定を受けて、同年6月から私的録音補償金の徴収を行い、著作者(JASRAC)、実演家(芸団協)、レコード製作者(RIAJ)への分配を開始しました。そして、実演家分については、CPRAが権利者への分配業務を行っています。

また、私的録画に係る補償金については、1999年、芸団協、社団法人日本レコード協会、私的録画著作権者協議会(12団体で構成)が、社団法人私的録画補償金管理協会(SARVH)を設立。

SARVHが著作権法に定める「指定管理団体」として文化庁長官の指定を受けて、同年7月から私的録画補償金の徴収・分配を行い、これも実演家分については、CPRAが個々の権利者への分配業務を行っています。


・今回シンポジュームの主旨説明

みなさんは音楽をコピーしたことがありますか?
きっと何回かはありますよね。

いつも身近にある音楽をコピーすることは、とても身近な出来事だと思います。
それは僕たちクリエーターにとっても同じことです。

一方で、皆さんが音楽を私的にコピーして様々な楽しみ方をすることを可能にするために「私的録音補償金制度」という制度があります。
現在「私的録音補償金」は、「録音機器」や「録音メディア」の価格に上乗せされる形で、ユーザーの皆さんが負担する形を取っています。
これを、メーカー負担にしてもらう提案もしたいのです。

「私的録音補償金制度」がスタートした頃と比べれば、いまはパソコンなどを使って、はるかに簡単に私的なコピーができる環境が整ってきましたが、一方で「私的録音補償金制度」の対象になるのは、録音専用に作られた機器やメディアなどに限られているために、補償金の金額は年々減る一方です。

私的なコピーが自在にできるようになった社会でこそ、きっちり機能しなければならなかったはずの制度が、いまきちんと機能していないのです。

ところで・・・

クリエーターは自分の権利を守るために、できるだけ私的にコピーされない方がよいと思っている・・・皆さんはそう考えていませんか?

確かに、自由にコピーできなければ、それだけCDが売れてクリエーターが儲かるんだ、という考え方もあるでしょう。

でも僕たちは、必ずしもそういうふうには考えていません。

気に入った音楽についての「共感」は、コミュニケーションを生み、時には人間関係すら生み出すことがあります。僕たちが音楽を愛し、音楽に関わる仕事を始めたきっかけも、きっとその辺にあったと思います。

去年春から、「補償金制度」を見直すための検討が、「文化庁私的録音録画小委員会」の場で行われてきました。その中で、「友達から借りたCDからのコピー」や「レンタルCDからのコピー」を、私的にコピーが許される範囲からはずして「違法にしてしまおう」、という主張があったのを皆さんはご存知でしょうか?

このような主張に対して、僕たち音楽家や作曲家などの「クリエーター」は猛反対しました。

ところが、こうしたコピーを行うことができる様々な機器を販売していて、なによりユーザーの味方であったはずの「メーカー」の代表は、「違法にしてしまおう」という意見に賛成しました。

このことを、おかしいと皆さんは感じませんか?

僕たちクリエーターは、このことを皆さんにお伝えする必要があると考えました。それと同時に、僕たちクリエーターと、音楽ユーザーの考え方は、必ずしも対立するものではないのではないか?ということに気がついたのです。

すでに時代に合わなくなってきている「私的録音補償金制度」が見直されて、きちんとした制度として再スタートすることを僕たちは望んでいますが、こうした身近な音楽の楽しみ方が奪われるようなことを希望しているわけではありません。

そんなふうに考えるなら・・・クリエーターもいっそのこと「私的録音補償金制度」なんかいらないと主張してしまえばいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そういうわけにはいきません。複製や録音に関する権利は、僕たちクリエーターの生活を支えている、とても大切な権利だからです。

「補償金制度」は、法律で定められた権利と、ユーザーの利便性を調整する役割を持っています。こうした「制度」に関することや、「音楽のコピー」などについて、僕たちクリエーターが考えていることを、まずコンシューマー(消費者)の方々に発信してゆくための初めての試みとして、この【Creator To Consumer】はスタートします。
2007年02月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
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