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恋愛寫眞

新年になって本の話題が続いてます。

あっという間でした、「恋愛寫眞」。読み終わってしまいました。良かったです~。最後久し振りに本を読んだだけで涙がこぼれてしまいました。私の嫌いなタイプの結末なのに…この里中静流役を宮崎あおいさんが演じているのかと思うと尚のこと感情移入してしまい…

私は映画などでは通常男同士の友情ものに特に惹かれる傾向があり、「スケアクロウ」なんて超感動して涙ボロボロな反面、ちゃんとタイタニックでも感動できる単純な者なので、極力こういうお涙頂戴系は映画館では観ないようにします。ですから(前にも書いたかもしれませんが)「タイタニック」も「ミリオン・ダラー・ベイビー」も出張時に乗った国際線の機内で見て知っているわけです。

ですので、きっとこの「恋愛寫眞」も劇場では観られないでしょう。3月16日にはDVDが発売されるということなので、こちらには興味あります。

男性が書いた恋愛小説だなぁ、と思いました。普通は起こらないことなのでしょうけど、男にとってこんな風だったら、と思わせるような状況が随所に出てきていて、はっとするような、或いは羨ましく思えるような表現があちこちに散りばめられていました。そして何より静流という女性の不思議ぶりが魅力です。

そして、写真がキーになっていること。写真部に所属し、写真を趣味とする私にとっての親近感が尚のこと作品に入りやすくしてくれたのだと思います。

あまりにも一気に読み終わってしまいましたが、それだけ文章も読みやすく、流れが自然だったと思います。市川拓司さんという方の本ははじめて読みましたが、またいつか他の作品にも触れてみたいと思いました。

今年になってもう3冊目に突入ですが、次なる書物は以前から買い置かれていた白石一文さんの「どれくらいの愛情」(著者サイン入りなので大切に扱わないと…)を読み進めてみたいと思います。
コメント
みなさん、ありがとうございます。

そうですね、文体、しかもすんなりと頭(心)に入ってくる文体は大事だと思います。自分も誰が好きか、と訊かれたら、文体・内容の総合判断で好きな作家の方のお名前を伝えているのだと思います。

その点、翻訳文学は訳者の文体を介すことでこの点がストレートに伝わらないのが残念ですね。私はこうした国内作品を読む一方、ヘルマン・ヘッセを長いこと愛読しております。ですが、ドイツ語が全くわからないため、彼の本当の文体を知りません。ゲーテやカフカとの比較もできません。ちょっと悲しいですね。

「どれくらいの愛情」、今3編目に突入です。なかなか良い作品揃いですよ。
ウォーゼル URL 2007年01月09日 12:43:11 編集
すずさとさんのご意見に,大きくうなずいてしまいました。
 文体は,私にとってもストーリー同様若しくはそれ以上に 大切な要素です。
 重松さんの作品は,『その日の前に』を読みましたが,これからも触れてみたい作家のひとりです。
 
 市川さん,心に留めておきます。 ありがとうございます。
 飛び入りさせていただき,大変失礼いたしました。
 
ciapooh URL 2007年01月09日 08:35:30 編集
市川拓司さんは僕も好きな作家のひとりです。
僕は本を読むとき、ストーリーに入り込むのとは別のベクトルで、
書き手の文体がとても気になってしまいます。なので、
mixiのブログにも書きましたが、いくら物語が優れていても、
自分の嫌いな文体で書かれているだけで、
感動の8割ぐらいが失われてしまいます。
そういう意味で、市川さんの文体は、読み手を邪魔しないのです。
いま一番好きな作家は重松清さんですが、
文体が自分好みなのと、常に弱者の視点に立っている書き口が、
感動をさらに大きくしてくれます。

そして、白石一文さんの「どれくらいの愛情」!!
まさにいま僕が一番読みたいと思っている本です!
たぶん僕のほうが読むのがあとになると思います。
ここにストーリー書かないでくださいね(笑)!
すずさと URL 2007年01月08日 23:56:51 編集

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