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上野洋子さん@東京キネマ倶楽部~Part 1

この日は前日発売で早速手に入れたW44S用メモリースティックDUO PROを買いに新宿へ出て、その足で上野洋子さんのデビュー20周年を飾るソロライブへ向かいました。鶯谷駅での待ち合わせの時間より30分も早く着いたのに、ご一緒させていただいた大森昭男さんはなんと既に待っていてくださって、なんだか感動しました。

会場の東京キネマ倶楽部確認後、やや怪しげな町を歩いてやっと探した喫茶店でコーヒーを駆け足で飲み、再び会場へ。チケットは洋子さんの公式サイトを通じて購入された私のようなものは整理番号の前にHの文字があり、これが先行入場の印だったのでした。私はH87番。Hだけでも350人ぐらいいらっしゃったそうですから、実はかなり前の番号だったんですね。

大森さんと私は2階席の、ステージ向かってやや右側最前列に陣取り、洋子さんの登場を待ちます。
ここは昔キャバレーだったという原型をかなり止めた内装で少し懐かしい気分になりました。私が今の組織に入社した年、キャバレーというお店も知っておく必要があると当時池袋にあった杯一というお店に上司に連れて行ってもらった思い出が蘇ります。ステージの左袖には階段で上がる一段高いミニステージが設えられていましたし(後に演出に使われます)、床にはダンスホールだっことを思わせるタイル床が見下ろせたりしました。

そして会場の明かりが落ち、ステージにメンバーが揃います。17時50分すぎ、パーカッションに導かれて1曲目、ニューアルバム「*2」から「星の祝祭」。アコーディオンを抱え、新居昭乃さんの作詞、少しエスニックな曲調ながら、こんなにのびのびと洋子さんが歌詞を歌ってる!(これまでインプロばかり聴いていたので)、その声の美しいこと!線は細いのですが、本当に艶やか・伸びやかな本物の声にしばし呆然としてしまいました。

2曲目はアルバム「SSS~SINPLY SING SONGS」より「水」です。ゆったりとしたテンポで声をころがしながら上手い!と思わせる詠唱。ムーンライダーズ武川雅寛さんのもの悲しいヴァイオリンが曲想をさらに深めて、洋子さん独自の世界がもう目の前に広がっていました。

肩を大胆に露わにしたスタイルで、髪型もまるで帽子をかぶっているのかと思うくらい大胆にアップにまとめた洋子さんが、「老体にむち打って」、「20年たってこんな格好をするとは思っていなかった」とのMCをはさんで、赤い吹き口のティン・ホイッスルを手にして歌い出したのは「ナーサリー・チャイムス」収録の「私の畑で」。かなりマニアックな曲できましたね。私がお送りしたアンケートはどこへやらです。でもいいです。かわいらしい洋子さんらしさが100%表に出ていました。ZABADAKで絶好調だった曲想そのままにケルトのダンスチューンにヴォーカルを乗せたような、もう少しゆっくり演奏すると私は羊になるような曲でした。ラスト、マイク・オールドフィールドが渋谷公会堂でやってくれたような「セイラーズ・ホーンパイプ」のスピードを上げていきます的試みにも挑戦されて楽しませてくれました。

次の曲を私は知りませんでした。渡瀬悠宇さんの「ふしぎ遊戯」というイメージアルバムに収録されている曲だそうです。「出会いのページから」。ドラマティックに盛り上がる曲で、途中の仙波清彦さんのどん、どん、、どんどんという腹に響くムーディー・ブルース風ドラミングをバックにしたヴードゥー風とでも例えましょうか。こういうリズム大好きです。私は生まれて初めて仙波さんのドラミングを生で拝見したのですが、ライブを通じて素晴らしかったです。ZABADAKから洋子さんが脱退したときのnoren wakeの映像もオーバーラップして泣けてきました。洋子さんはクリスマス用の鈴を手にしてのステージでした。

再びアコーディオンに持ち替え、アップテンポのはねるようなリズムで歌うのは「*2」から「赤い月」。「すっとんきょうな」曲とのご紹介。この曲あたりからギターの鬼怒無月さんのギターが乗ってきたようです。ペダルを駆使したワウあり、21世紀の精神異常者風変拍子ありの活躍ぶりでした。
後で打ち上げで伺った(大森さんがですが)ところによると、この20周年のライブのためのリハはたった4回だったそうです!さすがみなさん、プロです(当たり前ですが)…

初期ZABADAKの「hide in the bush」がここで演奏されるとは誰も思っていなかったかもしれません。変拍子シリーズも全員の息はぴったり、素晴らしいまとまり感です。パーカッションの海沼正利さんのキシロフォン(でいいですよね?)が印象的でした。そしてこの曲の間、バックの幕が上がり、コラージュされた映像が映し出され、より幻想的な雰囲気を強く醸し出していましたね。

「ステージの端っこの方が楽しめ、真ん中にいるのは好きじゃない」というMCで、何故マーシュ・マロウではいつもステージ一番左側にいらっしゃるのかに納得。一番端っこで壁を背にしているスタイルが一番落ち着くのですね。

次の曲から「お仕事三連発」、まずはアニメ「奏光のストレイン」主題歌「メッセージ」(知りませんでした~。この遠い音楽でここまで曲名をお伝えできるのは、quiet heartのneroliさん、川瀬のみやこ物語の川瀬さんのおかげです。この場を借りてお礼申しあげます)。武川雅寛さんはトランペットを持ち(他の曲ではマンドリンも!)、ミディアムテンポのバラード風の曲でした。

続いて鬼怒さんのギターの導入、「灰羽連盟」イメージアルバム「聖なる憧憬」より「忘れる水」という曲です。テンポは前の曲とほぼ同じですが、シタール調のギターとパーカッションが中心にややアジア系の仕上がりとなっていました。意外にも今のZABADAKにちょっと通じるかな、などと思いました。この曲は中原信雄さんの弾く重いベースが全体のイメージをひっぱっていたかもしれません。

お仕事三発目、折笠富美子さんのアルバム「flower」への提供曲「ムシとフラワー」のセルフ・カバー。これまたかわいらしい&元気いい風の曲で洋子さんはリコーダー担当。武川さんのトランペットは妙に明るいですね。進軍ラッパ(又はポストホルン)かと感じました。

ステージはここでメンバー紹介に。かなりここまで控えめなキーボードの棚谷祐一さんは、洋子さんとはLife Goes Onでご一緒だったんですね。このLife Goes Onもムーンライダーズ岡田徹さんが関わっていらっしゃいます。その他もマーシュ・マロウの丸尾めぐみさんがメンバーでしたし、そのマーシュ・マロウの元メンバーだった作詞家覚和歌子さんのライブをよくサポートされていらっしゃる鶴来正貴さんもここの出です。いつになく饒舌な(こうして生のお話しを伺えるのもファンとしては嬉しい限りです。インプロのときは余り喋ってくださらないので)楽しげなメンバー紹介を経て、次は6曲メドレーというライブ中盤の山へと差し掛かります。

というわけで、ここからは次回のお楽しみ~!
2006年12月17日 | Comments(2) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
コメント
コメントありがとうございました。「暗黒舞踏」、まさにそんな感じでしたよ。

カメラは私の席から見えるだけで3箇所から撮っていましたので、もしかしたらDVD化もありかと期待しております!
ウォーゼル URL 2006年12月20日 08:21:53 編集
ウォーゼル様
熱のこもった「東京編」のライブレポ、堪能させていただきました。また、拙ブログを紹介してくださいまして、ありがとうございます。
東京では、大阪と違って会場が広いので映像や「暗黒舞踏(笑)」の試みまであったのはちょっと羨ましいところです(大阪は会場が狭く洋子さんおっしゃるように「お得感」はありましたが)。
また、洋子さんの恰好も拝見したかったなあ。と言うことで、DVD化を祈願しております。
それではまた。
川瀬 URL 2006年12月19日 01:15:22 編集

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