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松本圭司さんのlife

松本圭司さんのデビューリーダーアルバム「Life」、最初に発売されたままの形の盤は完売してしまっていて手に入らず、リマスター(リミックス?)された「Life:Re」というのが通常販売されているんですけど、敢えてamazonのマーケット・プレイスに出品されていた「Life」の方を手に入れました。パール兄弟以来のファンであることは以前も書きましたが、それが昂じてこうしてCDを手にしています。

ジャケット、いいです。ちょっとかわいげな女性のフェイスのド!アップショットは印象的です。

そんなアルバムの幕開けはややミステリアス。「WLCM」って何の略なんでしょう…
2曲目の「Tenderness and Loneliness」はテンポのいいリズムにゆるやかで暖かいピアノが乗る曲です。決して自分だけを前面に押し出すのではなく、長いアコースティック・ギターソロもフューチャーして、いわゆるナイト・フュージョン系の音を聴かせてくれます。
続く「K.B.T.」も同傾向の曲です。やはり少し早めのテンポ。メンバーは圭司さんとアコースティック・ギターの福原将宣さんだけで、プログラミングを圭司さんが担当されてますから、複雑なリズムを紡ぎ出しているリズム隊はサンプリングのシーケンス演奏でしょうか。

「spice life」ではじめてバラード調の美しいメロディ、出だしから情景的です。高層ビルの最上階のおしゃれなジャズクラブ、窓の外には摩天楼の夜景が…そんな情景が目に浮かびます。まだ世界貿易センタービルがあった頃、ニューヨークのロックフェラーセンターにあるGEビルのバーへ出張訪問先の担当者に夕食後連れて行ってもらい、マンハッタンの夜景に魅せられつつマンハッタンを飲んだときのことを思い出しました。雄弁な圭司さんのピアノが美しいです。

5曲目「Sport in Peking」は、北京という地名を冠していますが音としてはウェストコーストAOR路線です。マンドリンなども使われていて、その意味では異国情緒を高めていますね。福原さんのスライドギターが全面的にフューチャーされています。ラストが静かにピアノを中心とした小品的に変化します。プログレでいえばちょっと中休み的な毒のない美しい曲、といった位置づけになるのでは。メロディがきれいですし、圭司さんのピアノはとても心に響きます。

そして「Belfast Song」。このアルバムには地名が多くついていますね。ミディアムテンポのピアノソロを中心とした曲です。リズム隊がついていませんので、圭司さんの持つ歯切れの良い天性のリズム感が全編を貫いています。7曲目は「R.P.F.」。略語をタイトルにした曲が多いのもこのアルバムのもう一つの特徴ですね。軽くゆったりとしたリズムに乗せて圭司さんのピアノが宙を舞います。なんとなくシャカタクを思い出しました。須藤薫さんのベースもほとんどソロをとらんばかりに活躍しています。そして後半はややプログレッシブに展開、シンセも効果的に使われていてなかなか格好いい盛り上がりを見せてますよ。

「Mum」、お母さんを思って作った曲なのでしょうか。情感のままに詩情溢れるメロディがこぼれます。ヒーリング系ですね。そして地名シリーズ、「Where is my Seoul」。きっとSoulという単語をかけているのではないかと思います。深いパーカッションをバックにリズミカルさを取り戻した圭司さんのピアノが、ヴァイオリンなどを伴って語りかけてきてくれますが、韓国へまだ行ったことがない私にはソウルは目に浮かびませんでした…異国情緒もどちらかというとパリ風かな、と…ごめんなさい。

10曲目はいよいよアルバムタイトルソングの登場です。圭司さんの弾くhammondの音、いいですねぇ。このアルバムを通じてあくまでもメインはピアノですが、メロディも美しいです。高田真さんのドラムもテンポのわりにはタイトに決めてきます。名残惜しむようにフェイドアウトすると、最後の曲「The Ring」。アルバムを終わらせないっていう圭司さんの気持ちが込められているそうです。ピアノソロの小曲ですが、アルバム全体の性格付けを上手くしているように感じました。

さて、いかがでしたか?今は圭司さんのブログ右下のリンクを辿ると彼自身のレーベルで通販により購入することができます。

なお、蛇足ながら私の部下にキリンジの超ファンがいて、ツアーをおいかけ、この日曜日は長野のライブへ行くそうです。私はキーボード&ギターの人にも注目!としっかり言っておきました。こちらのライブもご覧になった方のレポートをWEBで見つけて読むのを楽しみにしております。・
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