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ゴキゲン!パール兄弟ライブ

サエキさんのお招きで行ってまいりました、新宿LOFT。はじめ、何故か勘違いして新宿PIT INNの場所に行ってしまい、「しまつた」と慌ててコマ劇場方面へ。着いたのは開演30分前。コアなファンがステージ前に20人ぐらい、あとは距離を置いてちょっと高台になっている場所に2、30人、というところでしたが、オープニング・アクトの落語家林家彦いちさんの落語が始まった半ばぐらいからどんどんと人が入り、終了時にはほぼ満杯(久々のスタンディングでした)。後は開演を待つばかりとなりました。

冒頭サエキさんご自身が登場され、林家彦いちさんを紹介されましたが、そのやりとりからしてすでに落語、いや漫才でしょうか、とても面白かったです。古典落語という言葉がそれほど古いものではない、という話題には驚きました。

林家さんの創作落語(落語の内容は書きませぬ)が19時30分で終了、一旦場内は明るくなりましたが、その10分後、いよいよパール兄弟ライブのスタートです。

ステージ上に現れた5人、それからの約2時間半、いやぁ、久し振りに全編ロック魂を見ました!パール兄弟20周年おめでとうございます!この日は久々に全編私の中の血がロックに燃えました。最近とみに様々な種類の音楽に耳を傾けるようにしている私ですが、もともと映画音楽及びビートルズから音楽歴をスタートしていることもあり、ポップセンスを残しながらロック魂をくすぐる演奏にはびびっと来るものがあります。特に今日は最初の「明日はたぶん大丈夫」でノックアウトですね。購入してからあっという間に10回以上聴いてしまった「N・H・Kへようこそ」の、しかもお気に入り曲から入りましたから。その後も次から次へとこのアルバムから演奏され、むしろ以前の曲の知識の方が薄い私としては入りですっかり盛り上がってしまった形です。

サエキさんはピンクの帽子、濃いピンクの長袖Tシャツ姿(下は観客の頭頭頭で見ることができず。多分はいていらっしゃったとは思いますが)。最初からエネルギーびんびんで、普段仕事でお話するときもバイタリティ溢れていらっしゃるのですが、今日はそれ以上にハイテンションなサエキさんでした(セットリストはまとめて最後に掲載しておきます)。

それにしてもサエキさんの詞の世界はすごいですね。ある意味シュール。「ゴム男」などは今時の人はワンピースというアニメを思い起こすでしょうし、私は安部公房の箱男、さらに私の時代を遡れば、東京12chで放映していたアニメ、宇宙人間ゴームズに辿りつきました。そして驚いたことに歌詞がよく聴き取れるんです。ボリュームを上げてもきちんと聞こえるサエキさんの発声の良さはパール兄弟の重要な魅力の一つだと感じました。

窪田晴男さんのギターも良かったですよ~。時にはピンク・フロイドのデビッド・ギルモアばり(もっと言えば「吹けよ嵐、呼べよ風」風)だったり。ファンクなカッティングも切れ味抜群。パールグレイのストラトがよりバンドらしさを添えているな…と。

松木圭司さん。私一発でファンになりました。女性受け間違いないルックスはさておいても、聴かせて良し、乗ってよしの素晴らしいキーボードプレイで演奏にカラーを与えていたと思います。超カッコ良かったですぅ。

ドラマーの宮川剛さんはなんと力強くバンドサウンドを支えてくれたことか。スティックが折れなかったことが驚きなくらいです。

時折ハイトーンのコーラスを入れながらベースを黙々と弾いているバカボン鈴木さん。音やリズムのことはもう何も言いますまい、という感じです。指なぞアラン・ホールズワースしているように見えました。うねうねと凄かったです。しかし私の驚きはそれだけに留まらず、バカボン鈴木さんのお顔が私の上司になんと似ていることか…いやはや本当に似ていて笑ってしまいました。

そしてゲストの方、まずトップバッターは牧野由衣さん。かわいぃ~~~、という感じで、本当に「ダークサイドについてきて」で披露している歌声そのものの方でした。本当は関係者向け打ち上げまで残っていて間近にご挨拶したかったのですが、翌日予定されている仕事のことを思い、断腸の思いでライブ終了後簡単にサエキさんに最高!だった思いを告げ、握手を求めただけで帰ってきてしまいました…次こそは…

お二人目がムーンライダーズのキーボーディスト岡田徹さん。今日は赤いアコーディオンを持っての登場でした。改めてパール兄弟と岡田さん、ムーンライダーズの関係の強さを認識させられるトークも楽しく、チロリアン・ロックと名付けられた「メカニックにいちゃん」等3曲を楽しく演奏、歌っておられました。最近伺うライブでも、いろいろなミュージシャンの方々が長い歴史の中で縦横に結びついているある種の系譜が見えてきてとても興味深いです。今年30周年を迎えたムーンライダーズ、催し物なども目白押しのようです。ニューアルバム、ベストアルバムなど、この日紹介されたことはこちらのmoonriders.netをご覧いただければたちどころにわかります。http://www.moonriders.net/main.html

そして三人目ゲストは野宮真貴さんです。ご存じピチカート・ファイブ3代目ヴォーカリスト、今年デビュー25周年だそうです。帽子から何からすべて黒でシックに決めて登場された野宮さん、登場しただけで場の雰囲気を一変させるほどの存在感でしたね。そこで最初に歌われたのが「女ともだち」、彼女のデビュー曲のCMソング(シャワーコロン)だそうです。この曲に纏わるお話のMCの際、私が日頃とてもとてもお世話になっている大先生、伊藤アキラさんのお名前が上がったのにはびっくり。かの三ツ矢サイダーのCMの詞を書いた、とサエキさんはご紹介くださってました(曲はもちろん大瀧詠一さん)。そして曲は鈴木慶一さん。そう、もちろんムーンライダーズのです。鈴木慶一さんともこの伊藤アキラさんを通じてご紹介いただいた私としては、また一つ輪がつながった、という終わり無き人と人との連鎖を感じながら聴いておりました。とてもオシャレで素敵な曲でした。

ライブの演出としては、サエキさんがスパムメールを収集・分析する、という希有な試みにトライされていることをご紹介くださった(本も出されてます。スパムメールを添削するというこれまた破天荒な試み…私も一週間に1000通以上きます)「スパム天国」では、恐らくスパムメールを印刷されたのであろうA4用紙をばらまいたり、往復ビンタでは二列目ぐらいまでの方々を往復ビンタしまくったり、「君に崩えホエ」では会場を二つに分けてコーラスを試みたり、サエキさんは、観客を巻き込んでの大エンターテイナーと化していたのでした。

もうとにかくノリノリのまま突っ走ったライブで、観客は最後まで拍手を止めず、終了した後も大勢が隣のバースペースに残っていて、知人の挨拶に気さくに律儀に対応してくださっているサエキさんを遠目に見守っていて、私も一瞬ご挨拶をして会場を後にしたのでした。後に残った、あぁ、こういうのっていいなぁ、音楽だなぁ、という満足を胸の中で噛みしめながら…

サエキさん、本当にありがとうございました!!!


さてさて、ここから先はこの日のライブのセットリストです。
 ↓
明日はたぶん大丈夫
世界は僕を殴りにくる
スパム天国
ようこそ!ひとりぼっち
ダークサイドについてきて(牧野由衣さん)
往復ビンタ
TRON岬
青いキングダム
六本木島
メカニックにいちゃん(岡田徹さん)
江戸時代の恋人達(岡田徹さん)
女ともだち(岡田徹さん・野宮真貴さん)
ツィギー・ツィギー(野宮真貴さん)
ハッピー・サッド(野宮真貴さん)
君に崩えホエ
ゴム男
世界はゴーネクスト
快楽の季節(ゲスト全員)

Encore
焼きソバ老人
バカヤロウは愛の言葉

Encore2
○。○○○娘
コメント
そうですか、やはり穿いておられましたか…サエキさんならもしや、と。教えてくださってありがとうございます。セットリストはサエキさんチェック済みですので完璧です!大胆且つ細やかな方ですよね。すごい方です。
ウォーゼル URL 2006年10月14日 01:01:46 編集
初めまして。
同じくLOFTでパール兄弟のライブを見た者です。
セットリスト、日記の参考にさせて頂きました。ありがとうごさいます。

サエキさん、ちゃんと下は穿いておられましたよ~(笑)。
ピンク!のチノパンだったかと。
こんな珍妙な衣装が(というか色使い)を着こなせるのは
さすがサエキさんですよね。
fujimaki URL 2006年10月13日 18:04:25 編集
あ~~~、サエキさん!コメントありがとうございます。サエキさんに「うれしい」なんておっしゃっていただいて私も本当に嬉しいです。

ご指摘の曲名誤り、修正いたしました。

これからもますます頑張ってください!
ウォーゼル URL 2006年10月13日 00:15:14 編集
ご来場ありがとうございました!濃厚なレビュー、うれしく感じます!
saekun URL 2006年10月12日 23:25:50 編集

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10月11日水曜日。定時に退社。東京タワーの照明が点いていない。なんでだ?新宿へ。2月に観れなかった新宿LOFTでのパール兄弟のライヴが再びある。喜んで行く。SHINJUKU LOFT 30TH ANNIVERSARY“ROCK OF AGES 2006 "20/30 Anniversaryにようこそ!"LOFTは30周年。パ
Best of George Worst (仮) 2006年10月14日 21:44:15
SHINJUKU LOFT 30TH ANNIVERSARY “ROCK OF AGES 2006” 「20/30 Anniversaryにようこそ!」 開場 18:00 開演 19:00 前売 4,000円 当日 4,500円(+共に1Drink別途500円) 出演  パール兄弟(Vo.サエキけんぞう G.窪田晴男 Ba.バカボン鈴木 Ds.宮川剛 Key.松本
NO LIVE, NO LIFE. -fujimakiの地層- 2006年10月13日 17:13:24
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