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天声人語音楽版

今朝の朝日新聞の天声人語、インターネットで本を探すのもいいが古本屋で本を探すのもまた格別、といった趣旨のものを読んで、自分も音楽にこれを置き換えて考えると当たっているなぁとすこぶる納得。

私も今はほとんどamazonやhmvのネット通販で購入するようになりましたが、昔は池袋にあった八勝堂という中古レコード屋(因みに今もあります)へ高校の帰り道毎日のように寄っては、その日新たに入荷したものを確認しに立ち寄ったものです。ほとんど順番まで覚えているレコード盤の並びに飛び切り素敵なジャケットのものとか、あれ、これなんだろう、と思うようなものが突然挟まっていたときの喜び、中身もわからないまま買ってしまう衝動は私にとってとても強いものでした。そしてもちろんはずれもありましたが、当たったときの喜びは大きかったですね。

あと、高校生だった当時はまだあまりお金もなくて、輸入盤屋に行ってCUT OUT盤など手に入れたりしていました。レコードのジャケットに幅4ミリ、長さ2センチほどの切り込みを入れて安く売ってたんですよね。何故かCANNED HEATを購入して全然だめだったこととかJIM MORRISON死後のTHE DOORSのアルバムなど意外に良かったとか、CUT OUT盤で買って良かった記憶もいくつもあります。

これらはお店に行って初めて味わえる醍醐味だったわけですが、今は検索ですよね。つまり知らないものは引けない、ということが原則。様変わりしたものです。他の方のおすすめコメントやリストを見て気を引かれることもたまにはありますが、ネットで知らないCDを衝動買いすることはまずないです。この意味では一抹の淋しさを感じます。

ただ、変わったと思うのはやはり試聴の存在でしょう。私が高校生だった当時はラジオ、テレビで流れていなければまず耳にすることはない時代でしたから、衝動買いはほとんどジャケットに惹かれてのものでした。ごく希に女性の容姿に惹かれたこともあります。その代表が沢田聖子さん。以前も書きましたが「雨の日のサンシャイン」というジャケットをたまたま見かけて購入して、A面ももちろん良かったのですが、B面の「遠い街に憧れて」は今でも超がつくぐらい愛聴している曲です。本当に音楽との出会いはこんなところからだったんですよね。今でも同じようなジャケットのCDを発見したら購入するんじゃないでしょうか。女性の好みも全然変わってない私ですから。
それでもこうした買い方にはリスクが伴っていたわけです。今は試聴がありますので、ジャケットの女性は好みですけど、聴いてみたらあらあら、なんていう買って損するようなリスクは減ったと言えるのかもしれません。

ですが試聴にも弱点が…私の好きなプログレ系では45秒程度の試聴でその曲の本質がわかるはずもありません。ですので、試聴はできるようになっているのに、相変わらずあまりしないのが現状だったりします。

と、とりとめもない思い出が今日の天声人語を読んで脳裏をよぎりました。高校時代私は豊島区の実家から板橋にある都立高校へ自転車で通っていたため、帰り池袋へ寄るのはどうということもありませんでしたし、さらにはその八勝堂の裏手に仲の良かった音楽好きの(しかもプログレ好きの)友だちが住んでいたことが、私のその後の好みをかなり左右したように思います。

言えるのは、こうした経験をしたことは幸せだったと思っているということです。その結果今の自分があるわけですから。天声人語が言うように、音楽「との出会いも効率では計れないものが」あります!
2006年09月12日 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
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