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名盤探訪~To Our Children's Children's Children

この間、やっとムーディ・ブルースThe Moody Blues)の最近発売されたリマスター・デラックス盤のうちThresholdレーベル第1作、「To Children's Children's Children」を手に入れて嬉しい思いをしております。

ところで、このムーディ・ブルースのムーディ、つまりMoodyって、日本人は雰囲気豊かな、なんていうイメージを持つと思いますが(ムーディなレストラン等)、実は英語としてはあまりいい意味はないんですよね。ご存じでした?英辞郎を引いても、出てくる意味は、

気分の変わりやすい
不機嫌な
気むずかしい
憂鬱な
ふさぎこんだ
むっつりした
むら気な

といった言葉が並んでいて、日本人が捉えている意味とはかなり違います。ムーディ・ブルースとは、実はむっつりブルースの意味だったんですね。英語を勉強してるとびっくりすることに出会います。

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さて、このアルバム。もちろん1枚目はアルバム全曲を5.1chと通常のステレオミックスで収録しているのですが、残念ながら5.1chトラックを聴く機材は今はないため、もっぱらステレオミックスを聴いています。

やはりメロトロン大活躍ですね。本当に60年代後半、メロトロンという楽器が出てきてくれてプログレファンとしてはよかったなぁ、と思いますよね。そのメロトロンの開発にムーディ・ブルースのキーボード奏者であるマイク・ピンダーは関わったというのですから元祖と言われるのも無理からぬことです。もともとメロトロンは、キース・エマーソン(Keith Emerson)やりっく・ウェイクマン(Rick Wakeman)のようなバリバリに弾くキーボーディストには不似合いで、短音やコード音を持続させられるキーボーディストでなければ上手く弾きこなせなかったのではないかと思います。キース・エマーソンなんて鍵盤を押して音が出る前に次の鍵盤を押しそうですものね。

そんなメロトロン大活躍のアルバム、かなりいいです。いつものように陰りのあるメロディライン、楽器の音色も選び抜かれている、というより研ぎ澄まされた音色というのは彼らのためにあるような気がします。一方で、決して上手いとはいえないヴォーカルを、主旋律がわからないほどコーラス化して、しかも美しいメロディに乗せることで上手くオブラートに包んでいるところも彼らのすごいところですね。

なんといっても燃え立つJustinのギターがカッコイイアルバム冒頭を飾る「Higher and Higher」、メロディが印象的ながらとてもポップな名曲「Gypsy」、そして美しさではアルバムNo.1の「Candle of Life」。もちろん「I Never Thought I'd Live to Be a Million」もJustinの名唱が光ります。

そして42分を超えるボーナストラックが収録された2枚目。「Gypsy」、「Candle of Life」は別バージョンが、「Sun is Still Shining」はExpanded versionが、そして残りはBBCに残されたライブ・ヴァージョン。スタジオ作に比べてさすがにシンプルな音にはなっていますが、さすが彼ら、らしさをきちんと伝えていてすごいな、と思わされます。レイ・トーマスのフルートが印象的です。

現在のシリーズで他の作品を購入するかはわかりませんが、間違いなく「童夢」、「セヴンス・ソジャーン」、「ロング・ディスタンス・ヴォイジャー」は出れば買うと思いますので、心待ちの私です。

最後に、やっぱり彼ら、ジャケットが素晴らしいですよね。こういうディジパック仕様にしっくりきます。そしてあらためて、洞窟の壁画を描いている人の一人は左利きであることを改めて認識しました。
とにかく、そんなジャケットを気にしなくてもいいくらいサウンドはグッドですよ。そしていずれにしても手に入れるならぜひデラックス・エディションを!
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