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耳の退化?

ふと思ったことですが、今、日本中の、特に若者間で聴かれている音楽の多くはPCやiPodなどで聴くことが当たり前になったため、圧縮されたものになっています。携帯向け音楽(着うたフルなど)はその最たるものでしょう。高音質を目指したDVD AudioやSACDという選択肢がないわけではありませんが、まだまだ普及にはほど遠い状況です。

それに比べて動画の方は圧縮技術は使っていても、高画質、大画面というベクトルがあります。どうして音はそうならないのかな、と思います。

CDは購入してもマスター的な扱われ方をして、一度PCでリッピングしたら棚に収まり、聴いているのはそこから圧縮して取り出した音。それでも音楽の楽しみは、むしろ身近になることによって高まっているともいえます。

音の圧縮技術というのは、人間の可聴能力の裏をかいて、間引いても支障がないところを上手く間引いてデータ量を減らしていると聞きます。つまり人間の耳はそれだけダマされやすいということなんですね。

一方の目は、耳に比べてうるさい。百聞は一見にしかずという言葉には、脳に達したときそれほど目の分析能力は高い、ということをも指しているように思われます。

こうした性格の違いが、今の社会では如実に私たちの技術や行動に現れてるのでしょう。

でも、目の不自由な人は聴覚がとても鋭敏になるのと逆だとしたら、圧縮された「本物」ではない音に慣れすぎると、きっと人間の耳というものは退化していってしまうのでしょうね。CDを、昔はレコードを作る際に作られるマスターテープってすごくいい音をしているはずです。そんな大事なマスターの音さえ、もしかしたらこれからは退化した耳を持つ人たちによって作られると質が落ちていってしまうかもしれません。

退化した耳で作られる(創作ではなくて音源の制作の意味です)音楽…音楽好きにはとても淋しい響きに聞こえます。
2006年06月23日 | Comments(3) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
コメント
みなさん、コメントありがとうございました。同じように感じられている方がいらっしゃることは、音楽の将来に明るい希望をもたらしてくれるように思います。
私もヘッドフォンで毎日通勤途中音楽を聴いていますが、小さい音は聞こえないくらいの音量です。今でもまわりにシャカシャカと音を響かせている人がまだいますが、私は死ぬまで音楽を楽しみ続けたいので、やはり耳も大事にしたいです。
良い音楽を良い音で、という気持ちを忘れたくないですね。
ウォーゼル URL 2006年06月24日 15:47:21 編集
初めてコメントさせて頂きます。最近私も同じような事を考えます。私は音楽に目覚めた頃に(12~15才でしょうか)レコードからCDへと業界がシフトしていきました。ですので音楽の魅力に取り憑かれた時には完全CDメインという事になります。初めてCDの音を聴いた時には子供ながらにあまりの音の良さに感動したものです。しかしそれから十数年、いろいろと音についての知識も身についてくると当時感動したCDも44.1kHz,16bitというレートで間引きが行われていることを知りました。CD自体が人間の耳では聞こえないであろう44.1kHzというしきい値を用いてるんですね。アナログに比べて波形の再現性は確かに優れているし、私もその音で育ったので不満はありませんが。

その後そのCDをマスターとして、さらに圧縮させるMDが登場し、そして今、音楽配信というノンパッケージに向けたMP3、AAC等の圧縮技術がは世間のメインストリームとなりつつあります。とある本を読んでいましたら市販のCDをリッピングした音を聴いたプロのスタジオエンジニアはやはり納得がいかないそうです。44.1kHz、16bitでマスタリングする前の、より高精度な音源からエンコードすればまだ聴けるとの事でした。

私も音楽制作を個人的に楽しんでいますので、友人とのやりとりの中ではMP3などは大変便利です。しかし手元のマスターデータと比べると圧縮された音は微妙ですがニュアンスが変わります、アマチュアですらです。さらに言うとプロの音楽制作の現場もPro Toolsなどデジタルレコーディングが大きなシェアを占めています。きっと昔からのエンジニアはその変化の中にも違和感を抱いているのではないでしょうか?

今のこの圧縮音利用の大きなストリームは気軽に音楽を楽しむには大変便利な事なのは確かです。ただ音楽に心底やられてしまった人たちには寂しい事だと思います。
先だってのアナログへの回帰もその反動なのかもしれませんね。極論を言ってしまえば「生の音」に勝るものはありません。

いい音楽をいい音で提供される環境や、違いがわかる耳を持つプロがこれからも絶えない事を願ってやみません。長々と失礼しました。

joyride URL 2006年06月23日 23:37:51 編集
はじめまして、こんばんは。蒼咲 雫と申します。私も同感です。
友達が大音量でMDを聴く傍らで私は、聴力の低下が怖くて
意味が無いぐらいに小さな音でMDを聴いています。
圧縮音でなく、本当の音楽というものを忘れてはいけませんよね。
改めて考えさせられる文でした。
それでは、失礼致しました。
蒼咲 雫 URL 2006年06月23日 21:11:25 編集

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