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祝!祝!上野洋子さん『自然現象』発売

『自然現象』が遂に発売!(本当は明日ですけど)

待ちに待った『自然現象』を手に入れました。新宿タワーレコード。たくさん置いてありました。ちゃんと店員さんのコメント付きで。少しでもプロモートされていると嬉しいものです。できれば高田みち子さんのように、インストアライブとかやってくれるといいんですけど。ただ、一聴すれば一人でライブで再現するのは難しいことが判りますのでいいです。
多分日本でもかなり早いうちのアルバム紹介です。みなさん、聴きましょう!
ジャケットは、なかなかいいです。木の根の部分が宝石やネックレスで飾られている絵です。しかし、それよりも、蓋を開き、CDを取り出すと、そこにはYESのRoger Deanの世界が・・・これは『危機』のジャケットでしょう。意識はしていらっしゃらないでしょうけど。




01. 雨が降ってる
詞:れいち+上野洋子 曲:上野洋子
この曲は、Marsh Mallowのファーストアルバムにも収録されていたものの、新メンバーによる再録です。アルバムのカラーに合わせて、演奏が流麗になった気がします。

02 .波
詞:谷川俊太郎 曲:上野洋子
弦一徹さんらヴァイオリン陣が全面的にバックアップした曲。声はすべて上野さんによるものです。様々な歌い方を駆使しながら、声を楽器のように使って波が寄せる様子を表現しています。時々朗読風に詩を読み上げるところもあります。バックのヴォーカルのつづれ織りは、アルバム『VOICES』を思わせるところがあります。

03. 太陽が照ってる
詞:れいち 曲:上野洋子
一語ずつ歌う人を変えながら、緻密なチームワークで再びMarsh Mallowが聴かせてくれます。先のMarsh Mallowのライブでも披露されていた曲たちのうちの一つですが、こうして聴くと、このアルバムの半分はMarsh Mallowのニューアルバムだと言えるでしょう。Marsh Mallowの演奏でも決して上野さんが前面に出るわけではなく、あくまでも1/5に徹してます。

04. 満天星
詞:覚和歌子 曲:上野洋子
きれいなコーラスです。上野さんお一人ではありますが、シンセで出していると思われるハプシコードの音色に合わせ、サーカスの遊園地のメリーゴーラウンドに乗っているような楽しげなリズムをバックに、珍しくメロディを重視した歌唱を聴かせてくれます。

05. 月が出ている
詞:覚和歌子 曲:上野洋子
不思議な曲です。少しKate Bushを思わせるような神秘的な演奏です。Marsh Mallowによる自然現象シリーズを除けば、コーラスを多用してはいますが、比較的「歌」を聴かせてくれます。アルバム『Puzzle』と同時期に発売された『アステリスク1』のような趣味性は影を潜め(それでも十分趣味的ですが)、歌を聴かせる、という姿勢が感じ取れます。

06. 雷
詞:谷川俊太郎 曲:上野洋子
ピアノがとても効果的に使われています。このアルバムのハイライトの一つではないでしょうか。谷川さんの詩も素敵です。なんとなく途中でQUEENを思い出しました。

07. 風が吹いてる 
詞:上野洋子 曲:上野洋子
上野さんが歌詞を手がけることは余りないのですが、この曲をはじめ自然現象シリーズはみなそうですね。歌詞というか、帯によると盛んに使われている擬音は「オノマトベ」というそうです。風が吹くエフェクト音からスタート。最初の一言は覚和歌子さんで、次は高田みち子(かな?)。こえて、と歌うのは上野さん。アンクロンというインドネシアの楽器が風の音を通り抜ける様子をよく表現しています。

08. 鳥が啼いてる
詞:上野洋子 曲:上野洋子
トーンチャイムの美しい音色をバックに、鳥の鳴き声で綴られるかわいらしい曲。オリヴィエメシアン作曲になるピアノ曲「鳥のカタログ」を思い起こします。それよりもっとオノマトベしています。

09. 野苺
詞:覚和歌子 曲:上野洋子
この曲が、このアルバムで最も普通な曲です。静かな英国の森を思わせる佇まいを装った、覚さんの少し恐い詞がとても印象的な、これはこれで上野さんらしい曲です。

10. サクラ
詞:上野洋子 曲:上野洋子
最近「桜」という曲名が多いですが、この曲は、卒業シーズンの若者の思いなどは微塵も感じさせない、自然現象を歌った歌です。それでもちゃんと新宿御苑等の素晴らしい桜が目の前に浮かんできます。日本的なリズムも雰囲気作りに一役買っています。

11. 雪が降ってる
詞:上野洋子 曲:上野洋子
ライブでも好評を博していた「雪が降ってる」です。ひたすら精神修行のような歌詞の繰り返しの連続。日本語ミニマムミュージックの一種と言ってもいいのかもしれません。ですが、よくある現代音楽の無機質な音作りと比べ、上野さんの音楽にはとても血が通っていると思える暖かみがあります。きっと一貫して低音の「こんこん」を繰り返しているのが高田さんだと思います。全部聞き分けるのは至難の業です。

12. Annoさんの水彩画
詞:谷川俊太郎 曲:上野洋子
ガットギターと上野さんが吹くリコーダーが響く、少しシティジャズ風の珍しいタイプの曲です。高田さんの影響?音的にはエフェクトも随所に使いながら、静かに、ソロで歌い続けます。こんなにソロで上野さんの歌が聴けるのも久し振りだなぁ、という感慨と余韻の中でアルバムは終わります。46分21秒の上野さん体験です。

(この記事は私が5月に書いたものの転載です。)

2005年08月31日 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
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