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ジャケ買いの記憶~Tai Phong 『Windows』

5月。この季節になると決まって思い出すアルバムがあります。フランスのプログレッシブ・ロック・バンドTai Phong(タイフォン)の『Windows(ウィンドウズ)』です。
淡い水彩画によって描かれた、不思議に日本風のジャケット。私が高校生だった70年代まではLPの時代で、特にプログレッシブロックが好きな輩の間では、「ジャケ買い」なるものが流行っておりました。レコード屋でジャケットを見ただけで購入、中身は運任せ、という行動のことを言います。中でもとりわけ私にとって思い出深いのがこの『ウィンドウズ』です。あまりに美しいジャケット、当時のLPの紙の質感はワーナーさんならではの豪華な手触りでした。今でも実家には大事にとっておいてあります。
そしてサウンドは、ジャケットのすばらしさに違わず、ハイトーンヴォーカルが好きな私(The EaglesのRandy MeisnerやThe HolliesのGraham Nash等)としては、金切り声で歌うかのようなJean-Jacques Goldmanのヴォーカルが衝撃的であり、アコースティック中心のアレンジとコーラスバリバリのエレクトリックギターの音と相まって、それ以来30年以上の長きに亘り愛聴盤となったのです。これだけの長い間、私が聞き続けることができたのは、その飽きさせないポップで湿り気を帯びたメロディときっちりと作り上げられた音空間が、どうしようもなく日本の5月を思わせるからでしょう。
決して日本人が係わっているわけでもなく、実はフランス人とベトナム人の混成バンドだったタイフォン。2000年にはなんと驚きの再結成で、在りし日の姿を垣間見せてくれました。そのとき彼らが見つけてきたヴォーカリストの代打の声質がなんとまあJean-Jacquesによく似ていたことか。これもまたびっくりでした。
そのJean-Jacquesは今や押しも押されぬフランスの国民的歌手。彼のことはまた別の日に紹介したいと思います。

もはやCDではそのジャケットの素晴らしさを味わうことは難しくなりましたが、こんなジャケットでした。

(この記事は私が2005年5月に書いたものの転載です。)
2005年08月31日 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
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