スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

--年--月--日 | スポンサー広告

音楽や映像をないがしろにする東芝の社員に憤りを禁じ得ません

ダビング10。ご存じですか?無料のデジタル放送は10回しかコピーができない、という仕組みです。最後の1回は、元が消えるのでムーブと言います。

私は、テレビで放送される番組や映画に関しては、それほどヘビーな思い入れがあるわけではない普通のユーザーだと思います。なので、コピーの回数は1番組1回で十分です。放っておくとHDDがいっぱいになるので、手元に残しておきたいものをBlu-rayにコピーしておきたいだけです。

あなたは10回以上コピーしますか?通常は10回もコピーできれば、その範囲で十分なのではありませんか?

私は自分でコピーしたものは、同じものが売られていても買う頻度はどうしても下がります。宮崎あおいさんのように、自分がファンで、出演する本編に付属する特典映像が見たい!ということでもない限りは。今はデジタル放送でものすごく画像もきれいですし。だから、大抵の場合はコピーで用は済んでしまっています。

でも、こうした個人的な、いわゆる私的コピーで済ませてしまえるからこそ、コピーした番組に出演しているアーティストや音楽を創った人などに対価が還元されるのは当然だと思います。だから、私的録画補償金がかけられるということはとてもありがたいことだと思います。私はそれを支払うのに何の躊躇いもありません。

1回のコピーですらこのように思うのですから、ダビング10、つまりコピーが10回までだと私的録画補償金は不要だ、という意見は間違いだと思っています。私のようなコピーの仕方であれば、1回でも補償金は当然必要と感じます。なのにダビング10は、それが普通の人には全く必要のない10回にもなるのですよ!

でも、報道によれば、東芝は、10回しかコピーができないことを著作権を持っている人が承知してコピーを認めているのだから、補償金は必要ないんだ、と言って、私的録画補償金を個人から集めるのを拒否したそうです。この、10回しかコピーできない、という「著作権保護技術」があるから、と。

そのため、この件は裁判沙汰にまでなっています。今の法律では、コピーが10回までだったら補償金を支払う必要はない、なんてどこにも書いてないのにです。

ところが、今日の報道では、その東芝の社員が、この10回しかコピーができない著作権保護技術を解除するソフトを売っていたとは・・・一体何なんですか、これは。音楽や映像を愛する者、作った者を愚弄するのもほどがあります。

東芝をはじめ、様々なメーカーが作っている機器には、音楽や映像をコピーすることを目的とした商品がすごくたくさんありますよね。Apple社のiPhoneやiPodだってそうです。なんで彼らは自分たちの商品を売るための原動力となっている音楽や映像のことをこれほどまでに軽視するようになってしまったのでしょうか。自分たちが良ければすべて良し。こんなメーカーのエゴ、呟きが前面に押し出されていて、音楽が好きな者からすれば本当に残念でなりません。

今、音楽は楽しく聞こえません。音楽をないがしろにするメーカーの機器で聴いていると今「音楽」は「音が苦」にしか聞こえません。本当に悲しい限りです。こんな状態でしか、自分たちの商売を考えられないメーカーは、まさに「アリとギリギリス」の話に出てくるキリギリスさながらです。

残念ながら東芝とパナソニックはキリギリスであることを自ら宣言しているようなものなので、私としてはその他のメーカーに期待するしかありません。だから私は、音楽や映像をこれからも大事にしていく「アリ」がどこの誰なのか、しっかり見極めていきたいと思っています。誰か、メーカーの方、自ら自分は「アリ」であると宣言されてみてはいかがですか?

この遠い音楽を呼んでくださるみなさんにも、ぜひこのことを一度考えてみていただきたいと思います。
2009年11月26日 | Comments(6) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
コメント
No title
>BJH大好きおじさんさん

的外れなどころか、まさにその通りだと思います。東芝もパナソニックも、コンテンツを嘗て持っていて、手放した人たちです。そのときにそうしたものへの理解まで捨ててしまったのか、それとももともと理解がなかったのか。少なくとも東芝に関しては、The Beatles、Pink Floyd、私もお世話になりました。だからこそなお悲しい、というのもありますよね。
これからは理解とバランスが大切と私も思いますが、ネット上には片方の強い意見が溢れ、音楽や映像の作り手は辛い思いをしています。
ウォーゼル URL 2009年11月28日 13:59:00 編集
No title
>ciapoohさん

音楽もそれを聴く機械も、どちらがなくなっても困るものですから。お互いに理解し合える関係であって欲しいものです。
嘗て音楽や映像を作る側はその理解をしたのですが、メーカー側にひっくり返された経緯すらありますから難しいのかもしれませんが。
ウォーゼル URL 2009年11月28日 13:55:16 編集
No title
>music birdさん

コメントありがとうございます。ほんとうに一体どういうって感じですよね。
この問題はそれほど難しいことでもなく、また、音楽ファンにとっては身近なことなので、ニュースに注目してみてくださいね。
ウォーゼル URL 2009年11月28日 13:52:36 編集
東芝EMI
的はずれな意見であることをご容赦ください。

私は、THE BEATLES、QUEEN、PINK FLOYD、KATE BUSH等、(特に)英国の超一流ARTISTを支えてきたEMI社の先見性と、日本で東芝がPARTNERであったことに長年敬意を表してきましたが、確か2年程前この関係を清算するとの報道を聴いた時、日本では大企業がARTISTを育て支える関係は終わって、採算優先の時代になったんだと思っていました。なので、本日のWorzelさんの問題提起にさほど違和感を感じませんでした(=東芝は既にそんな会社だと思っていました)。

時代と共に、You Ttubeを始めsupply sourceも多様化してきていますよね。音や映像の質よりも、最新の映像を早く見たい、聴きたいという実需が優先した結果、こういういメディアが成り立ってきたこともまた事実だと思います。送り手・受け手双方の倫理観・採算性・迅速性への想いと、芸術の本質とは何か、という問題との平仄を取ることを、これからは真剣に考えなければいけないと思う次第であります。
BJH 大好きおじさん URL 2009年11月26日 23:39:40 編集
創ることの大変さ、、、
どんな物でも軽んじて欲しくはないですね。
専門的なことの全てを理解出来るわけではありませんが、貴著なものを守ってこそ
より発展して行くのではないかと思います。
利己利益最優先、恥ずかしくないのでしょうか。
ciapooh URL 2009年11月26日 10:09:34 編集
No title
このブログを読んで、このニュースの重さがよくわかりました。補償金の話は、素人には難しいというか、直接的な感覚が薄いので、知ってはいてもさほど考えたこともなかったのですが、これを読んでそう過度な話ではないというか、払うべきものは払えばいいのにという率直な感想をもちました。また、東芝が嫌いになりました。いったいどういう社員教育をしているのか・・・
music bird URL 2009年11月26日 06:57:15 編集

管理者だけに表示する
HOME

ご覧いただいた方の数

最近いただいたコメント

記事を書いた日

Twitter

探しているキーワード

記事の分類

遠い音楽の環

自己紹介

Worzel Wonderland

雲の鼓動

ジャバラ姉妹

桜の夢の中

藤野由佳さん

由佳さんのRivendell

RSSフィード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。