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一体どれだけの方が、このThe Dukesというバンド名に反応できるでしょう。1979年にこのアルバム一枚だけ残して消えてしまったバンドです。そしてこのバンド、このアルバム発表後に薬物の過剰摂取で亡くなってしまったあるギタリストが在籍していたことが私に特別な思いを抱かせるのです。
そのギタリストの名は、Jimmy McCulloch。
Paul McCartney & Wingsのギタリストと言えば、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。「Venus & Mars」のアルバムで参加し、「Wings at the Speed Of Sound」 「Wings over America」の3枚のアルバムでワイルドなギタープレイを聴かせてくれた青年です。「Venus & Mars」で披露した「Medicine Jar」のちょっとダルなヴォーカルは最高でした。そう、私は彼が大好きだったのです。
そんな彼が「London Town」のレコーディングには参加せずWingsを去ってしまったことを残念に思っていたのですが、Small Facesの再結成に参加するとのニュースからしばらくして届けられたのがこのアルバムでした。
彼の元気なプレイが聴けて、WingsにいてもThe Dukesにいてもやっぱり彼は彼なんだ、とその個性の強さに感激したのも束の間、なんとアンチ・ドラッグの曲「Medicine Jar」を作った彼が、ヘロインの過剰摂取で自宅で亡くなっていることが発見されたのです。享年26。まだまだ若すぎる死でした。
このアルバム、その後全く日の目を見ず今日まできましたが、遂に!CD化されていた(8月でしたね)ことに気がつきました。これを手元に置いておかずして、と即ぽちってしまいました。
今となっては、いや過去も許されない行為によってこの世を去ってしまったわけですが、私は彼が残した音楽は音楽として、純粋に心を開き、再び彼への思いを馳せたいと思います。








