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Dan Fogelbergの新作「Love In TIme」到着!

2007年12月16日、惜しくも無くなったDan Fogelberg氏が公の音楽活動を離れ、治療に専念していた晩年録音していた新曲11曲が収録された「Love In Time」が遂に発売され、手元に届きました。2006年4月に完成した後、奥さんのJeanに、彼の死後発表するよう託したという、まさに遺言のような作品。彼らしい清らかさに充ち満ちた好作品に仕上がっています。

1曲目のアルバムタイトル曲を聴くと、あの全盛期、「The Innocent Age」や「Windows And Walls」の頃の彼を彷彿とさせて、いきなり泣けます。アルバム全体を通してギター、ベース、キーボード、ドラムスすべて自分自身で録音するという、相変わらずのマルチタレントぶり。もちろんヴォーカル、コーラスも彼一人。つまり、彼一色に染まりきっているアルバムです。

しかもブックレットが、ほぼ1ページに1枚のDanの写真。少し若い頃から晩年まで、一枚一枚の誠実そうな眼差しが、心の中まで見透かしそうな勢いで迫ってきます。

「So Many Changes」は、素敵なコーラスがThe Bee Geesを思わせます。苦悩が詰まったような重いサウンドに乗せて歌う「Come The The Harbor」に続いて「A Growing Time」は、さしずめDan版Blackbird。フォーク調のさわやかな曲で、私としてはこのアルバム1番の名曲かと。覚えやすいメロディ、ほんとに優しい日差しをこの部屋にまで差し込ませてくれるような、疲れや悲しみを癒してくれるような、素敵な曲です。きっと残していく奥さんを思っての歌なのでしょうね・・・(涙)。

「The Colors of Eve」は、現代版「Run For The Roses」+「Believe In Me」、Danのソロ・アコースティック・ギターが冴えるBlues調のイントロからフォーク風のヴォーカルパートへとつながる「The Nature of The Game」まで、やや暗めな曲調が続きますが、当初iTunesで先行配信されていた「Sometimes a Song」で再び太陽が顔を覗かせます。AOR調のかろやかなメロディをアコースティック・ギター弾き語りでDanが歌いかけます。

そして「Day To Come」で軽快なリズム、1曲目とはまた違う曲調で、若き頃の彼らしい、Poco風というか、「Part of the Plan」のような曲ですが、少しヴォーカルが弱々しく感じられるのが辛いですね。単に気のせいかもしれませんが。そして最後、Neil Young氏の「Birds」ピアノ弾き語りでアルバムの幕を閉じます。

単なる遺作の寄せ集めではなく、アルバムとして作られた統一感のある、彼の最近の作品では出色の出来であると感じました。まだまだたくさんの曲を生み出してくれたはずのDan・・・本当に残念なことです。しばらくはこのアルバムを聴きながら、最後の余韻に浸ることにします。

Love in TimeLove in Time
Dan Fogelberg

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