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ヤーチャイカ

昨日、下北沢アレイホールにて開催された『写真映画「ヤーチャイカ」凱旋上映と小さな朗読会』に行ってきました。出演は、谷川俊太郎さん、覚和歌子さん、丸尾 めぐみさん。

まずは、覚和歌子さん、谷川俊太郎さん監督作品、写真映画「ヤーチャイカ」の上映からです。覚さんにお誘いいただいたときは、正直情報を持っておらず、単純に映画というのでフィルム(もちろん動画)の上映会を想像していたのですが、パソコンからプロジェクタを通じてスクリーンに映し出されたのは、写真を重ね合わせて作り上げられた不思議な「映画」。昔風にいえばスライド上映に近いのですが、それがかえって新鮮な印象。私が写真好きなこともあって、一枚一枚がストーリーを持った展覧会のように切り替わって行く様を楽しんでいました。

もちろん、ナレーションと共に移り変わるシーンには、ちゃんとストーリーもあり、その元になっているのは、覚さんの「ヤーチャイカ」という詩です。ヤーチャイカとは、wikipediaから引けば、旧ソ連の有人宇宙飛行船ボストーク6号に「女性初の宇宙飛行士となったワレンチナ・テレシコワが搭乗した。テレシコワは軌道上から「私はかもめ」(ヤー チャイカ)と送信し、当時の流行語となった。この言葉はチェーホフの戯曲『かもめ』からの引用であると説明されたが、ボストーク6号のコールサインは「かもめ」であり、「こちらはかもめ」と応答したに過ぎないとも主張される。」、このヤーチャイカだそうです。

映画はとても宇宙的な広がりをもちながら、とても詩的に描かれていて、ヤーチャイカというのが登場人物間で大事な役割を持つ言葉として、ある仕草と共に使われています。

映画終了後の覚さんと谷川さんのやりとりにもありましたが、写真を積み重ねていったとき、それらを繋ぐ重要な役割を担うのが音楽でした。これを一手に引き受けられたのが丸尾めぐみさんです。とても美しくも不思議な音たちが、写真を貼り合わせる糊のようなものに思えました。サントラCDは当日売り切れてしまって、手に入れることができませんでしたが、ピアノ・ソロの静謐な曲であったり、アイリッシュ風のリコーダーやアコーディオンが活躍する曲だったり。曇天の下撮影された写真以上に万華鏡のような色彩を放っておりました。

映画については、これ以上は語りますまい。ぜひ一度ご覧いただければと思います。4月末にはDVDも発売され、TSUTAYAでレンタルもされるそうですよ。

映画の後の覚さん、谷川さんの楽しいトークと、お二方の詩の朗読と丸尾さんのピアノ弾き語り、どれも一粒一粒が言葉であれ音楽であれ、「伝えたい」意味を持っていることを聴き手に感じさせるものでした。

終了後はサントラCDかパンフレット購入の方にはお三方が並んでサインをしてくださるという列に並びました。かの大詩人谷川俊太郎さんには緊張して声がかけられませんでしたが、後で帰り道、谷川さんが撮られた写真も使われているということで、どんなカメラやレンズを使われたのかをお訊ねすれば良かった!と思いついたのが心残りとなりました。覚さん、丸尾さんにはサインをいただく際久しぶりのご挨拶。そして、「谷川さんは大の雨男」という覚さんの言葉を思い出しながら、ぽつぽつと降る雨の道を家路につきました。

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2009年01月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 遠い音楽日記
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