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雲の鼓動~オオフジツボ

空の鼓動空の鼓動
オオフジツボ

インディーズ・メーカー 2008-07-13
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さてさて、今日は藤野由佳さんのライブで先日やっと手に入れることができた、オオフジツボ「空の鼓動」のご紹介です。いつもながらの主観的なレビューではありますが、音楽のお供に、お買いあげの参考に、ということで失礼いたします。

メンバーは、由佳さんの他に、通称「うたものギタリスト」太田光宏さん、ご自身のバンドとして「KBB」を率いるヴァイオリニスト壷井彰久さんの計3人。さてさて、その音は、と申しますと…

1.Eternal Reflection(壷井彰久さん)
美しく覚えやすいメロディのヴァイオリンをアコーディオンがなぞり、変拍子の嵐で、さすが壺井さん、と思わせるプログレ調で哀愁漂う曲。3人が主旋律を演奏する合奏部分の音の重なりが何とも言えず心地よいです。

2.Reel set#1(Traditional)
由佳さん(いえいえみなさん)お得意トラッドソング。リズムに乗ってついつい体が動き出してしまうような軽快な音楽。アコーディオンの指使いが目の前でされているかのようなリアルな録音です。

3.海鳴り(藤野由佳さん)
こちらは由佳さん自作の曲で、物憂げな風合い。海鳴りというよりも暗い海を渡る風のような、流れゆくメロディが印象的です。間奏のギターのアルペジオに乗る壺井さんのヴァイオリンが凛々しい!

4.想い出は美しすぎて(太田光宏さん)
どこかで聞いたことがあるような曲のタイトルですが、「うたものギタリスト」らしい、このままギターの演奏に乗せて歌が歌えるような、懐かしさすら感じるメロディに目を閉じると、子供の頃の情景が蘇ってきます。

5.Jig set(Traditional)
8分の6拍子のダブル・ジグ(で間違ってませんよね?)。これも舞曲の一種ですが、私はこの曲に合わせて踊ることなどできません。踊っている姿も見たこともなければ想像もできません。

6.country life(藤野由佳さん)
珍しくAORちっくなコード進行のイントロから、ちょっと昔風のポップで家庭的なアコーディオンが由佳さんの新しい顔を見せてくれるような出だしに驚きますが、壺井さんが加わると、全体はトラッドな色も帯びていつもの由佳さんの顔が覗きます。暖かみのあるお人柄の溢れる素敵な曲です。

7.a bird had past(壷井彰久さん)
こちらはタイトルがフランスの寂しい公園のようなイメージだなぁと思っていたら、メロディももの悲しく、パリの街頭に佇んで、風に枯れ葉が舞い散り、道を渡っていくのを見つめている、といった情景にぴったりの音楽です。壺井さんならではの多彩な一面を感じさせてくれます。

8.冬将軍の空(太田光宏さん)
太田さんの美しいアコギでスタート。と、唐突にワルツ調のリズムを由佳さんのアコーディオンが刻むと、このアルバムでは珍しいフュージョンっぽい太田さんのアコギ・ソロが栄えます。澄んだ冬空に、ちょっとAl Di Meolaっぽい作りを感じさせる曲想ですが、3人の演奏の息はぴったり合って、交互に展開するソロも個性的です。

9.紫陽花の庭(藤野由佳さん)
由佳さんお得意のミディアムテンポのもの悲しいメロディ。きっとElton Johnの「Sorry Seems To Be The Hardest Word」をご存じならお好きなはず。雨上がりかもしれませんが、あくまでも日が差しきらない曇り空の庭のイメージです。

10. Reel set#2(Traditional)
軽快なアコギのカッティング、由佳さんの伸びやか&軽やかなアコーディオンが全体をひっぱりつつ、壺井さんのヴァイオリンもお客さんを乗せるよう。

11 .春一番(太田光宏さん)
遠くからやってきて、街全体を包み込んでくれる春の息吹や人の気持ちをそのままメロディにしたかのような、とても爽やかな曲です。夏でも秋でも冬でも、この曲を聴きながら街に出れば心は春!

12 .地蔵盆の夜(太田光宏さん)
2曲続けて太田さんの曲です。フォークなギターがしみじみと、こちらは地蔵盆ということですから、夏の終わりの頃でしょうか。どこまでもしみじみと楽器の音色が染み渡る演奏です。

13.Second Steps to Long Distance(壷井彰久さん)
壺井さんらしい?変拍子がまたまた登場。私にとってはこのうえなく心地の良い曲。ギターのカッティングに乗る由佳さんと壺井さんの息もぴったり。クラシカルなメロディの繰り返しにインプロ風の演奏を絡める壺井さんの手慣れたヴァイオリンの手腕が光ります。

14.Hector The Hero(Traditional)
ネットで調べたところ、きっとこの曲は1903年にスコットランドのJames Scott Skinnerという方が書いた曲だと思います。亡くなった友人のために捧げた曲らしく、とてももの悲しくも優しい旋律に満ちた哀歌です。アルバムの最後を締めて、まるで聴き手との別れを惜しむかのような3人の演奏が、最後の音が鳴った後も安らかな余韻に浸らせてくれます。

と、毎度のことながら百聞は一聴にしかず。アマゾンでも手に入りますので、このお三方のとても素晴らしいアルバム、ぜひお手元でお聞きになってみてはいかがでしょうか。そしていつか、オオフジツボのライブでお会いしましょう!

2008年09月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 藤野由佳さん
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